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ぼのぼの名言集を読んでいてとても気になった名言がありました。
「ぼのぼの」は発表当初より、4コマ漫画でありながら哲学的であると評価され、多くのファンを掴みました。「いぢめる?」「しゅりんくっ」「それはヒミツです」「楽しいことが終わるのは、悲しいことが終わるため」「生き物はこまらない生き方なんか絶対ないんだよ」「さァ~どんどんしまっちゃうからね」などの名言が誕生しました。下巻は哲学者の内山節さんが解説をしました。生きることが楽になる珠玉の言葉が本書にはたくさん収録されています。あなたの心にも、ちゃんと届きますように。
記事のタイトルになっている名言はシマリスくんの名言です。
ひさしぶりにおとうさんとおかあさんのところへ帰ったシマリスくん。昔と様子が変わったことに気付きます。
両親は歳をとり、まわりの景色は変わっていてシマリスくんのなんともいえない思いから出た気持ち。
昔見た景色はもう昔と同じではないのだ
この言葉を聞いて自分は歳をとったのだと気付かされ、一瞬うるっときました。昔のことを思い出して涙が出そうになりかけて我慢した。
自分が子供の頃に見た景色と同じでも景色はその時とは違い変化している。景色を見ている自分自身も当時のような感情や立場ではなく環境が大きく変わっている。
生きていると時の流れは早いのであまりふと立ち止まることが少なくなった。せわしなく過ぎるその日その日を流れるようにこなしていた。
振り返る機会が少なくて、ただ前に向かっているというかせかせかと毎日を過ごしている。あんまり歳をとったのだと実感することなく生きている。
歳をとったのだと自覚したくないのかもしれない。いつの間にか2016年も半年が過ぎていた。この前誕生日を迎えたばかりだと思ってもまたすぐ来るのか。
たまに自分の地元に行くと少しずつ変わってきてると感じる。気付かないだけでだいぶ変わってきているのかもしれない。
毎日見ている景色は同じだと思っていても徐々に変わっている。それに気付けていないだけ。やはり振り返ることが少ない。
シマリスくんの言葉を聞いて自分も歳をとっているのだと改めて認識して、しんみりしてしまった。
自分の1年前と現在を振り返ってみると、環境は変わったが自分はそんなに変わっていない。
歳をとった実感はないけど実際には年齢を積み重ねているもんなんだな。
昨日見た景色と今日見た景色は同じではない。同じような毎日でも着実に1日ずつ進んでいる。
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