http://www.hardoff.co.jp/shop/kanto/chiba/bookoff/202008/
ブックオフコーポレーションの株主総会のなかで、株主から本の買取価格についての質問がありました。
株主の訴えとしてはベストセラー作家の新刊を購入し読み終わってブックオフに売りに行ったのだが買取価格が150円だったと。思っていたより買取価格が安くて結局は売らず。この買取価格に対して不満がたまっているようでした。
ブックオフの買取価格の基準についてはぼくも気になっていたのでありがたい質問。ブックオフの買取価格についてはネットでもいろいろなことが書かれていて、どの基準が正しいのかわかりませんでした。
以前、このブログでブックオフの買取について記事を書きました。個人的にはブックオフの買取はそこまで安いわけではないのかなと思います。ちなみにこのときは50冊を買い取ってもらって2000円でした。
この株主の意見に対してブックオフからの買取価格についての回答です。会社の上層部の回答なのでこれが本当の買取価格の基準でしょう。
ブックオフとしては買取価格のデータベースがあるのでそれに沿って値段を決めているようです。ただ、データベースは日時によって変化するので毎回同じ値段での買取というわけではないみたい。
あとは、本の回転率によって買取価格が変わってきます。なかなか売れない本を置いといても店舗としては負担になります。すぐ売れる人気作品なら高値で買い取ってもらえるでしょう。
直営店かFC店かでも買取価格が変わってきます。店長の裁量というのもあるようですね。
それと、本の流通量やその店舗の在庫によっても買取価格が変わってきます。同じ本が何冊もあっても全部売れるかわかりませんし、そこらへんは店舗によって調整するのでしょう。
本の状態については話していませんでしたが、おそらく考慮されているのかと思いますね。
買取価格の基準についての目新しい情報は特になかったです。ネットでも同じような情報が書いてありました。
ブックオフの買取価格のデータベースが公開されてれば売る前に価格が把握できていいんですけど。
ブックオフで少しでも高く買い取ってもらう方法など紹介されていましたが、結局は売る本の現在の価値や店舗によって買取価格が決まるのではないかと思います。
買うときは安く買いたいけど売るときは高く売りたいってのが本音ですけど、そういうニーズにブックオフが対応し続けると事業が成り立ちません。
あまり安く安くを求めないで本来の価値を見極めるのも大事だと思います。その本にどれくらいの価値があっていくらになるのかと考えるのは難しいでしょうけど。