まむせる

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生きるのがつらい時、どうしたらいいでしょうか?東田直樹さんの答え

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photo by h.koppdelaney

だいぶ前なんですが、ビックイシューを読んでこの言葉いいかもと感じたので紹介していきます。

 

ビックイシュー特別企画として、東田直樹さんのインタビュー記事から抜粋しました。

東田さんに26の問いを聞いたインタビューでは、名言ばかり。

東田さんの言葉は、ひとつひとつ深みが感じられますね。

 

まずは、東田直樹さんについて聞いたことのないかたもいると思うので簡単に紹介していきます。

 表紙の方が東田さん。

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重度の自閉症者で世界的作家、東田直樹さん(22歳)に聞く26の問い [ビッグイシュー日本版 260号] : BIG ISSUE ONLINE

東田直樹(ひがしだ なおき)
1992年、8月生まれ
千葉県出身。作家。会話のできない重度の自閉症。パソコンおよび文字盤ポインティングにより、援助なしでのコミュニケーションが可能。

東田直樹オフィシャルサイト 「自閉症の僕が跳びはねる理由」

会話はできないですが、代わりにパソコンを使って文章を書いたり文字盤を使ってコミュニケーションをとっています。 

海外にも認められてる作家さんですね。

 

生きるのがつらい時、どうしたらいいでしょうか?

この質問に対して、東田さんはこう答えています。

どこかに出口があるとは考えず、じっと立ち止まってください。そして、昨日と同じ一日を過ごしてください。つらい気持ちと向き合おうとしなくても、人は与えられた環境の中で、精いっぱい生きなければならない動物です。たとえ、自分の精いっぱいが他の人と違っても、恥ずかしいことではありません。

 

生きるのがつらくなると、どうすればつらくなくなるのかと考えがちですね。

ただ、そうではなく東田さんはつらい状況でも一度立ち止まることを勧めています。

 

無理につらいのを解決しようと焦るより、そのままでいいのではないかという考えでしょうか。

あなたは既に精いっぱい生きている。他の人と差はあるのかもしれないけど。

勝手に自分なりに解釈してみました。

 

どうすれば、つらくなくなるかではなくそのまま。考え方を変える。

東田さんの表現は、ことばが柔らかいようにも感じます。

 

生き方が多様化してるからこそ、生き方に悩み苦しむひとが多いのではないか。

他の人と比べてしまったり。

そんな現代だからこそ、東田さんのことばが求められてるのかなとも思います。

 

 

東田さんの作品 「自閉症の僕が飛びはねる理由」はイギリス、アメリカ、カナダで出版され話題となりました。

 興味があるかたはどうぞ。

自閉症の僕が跳びはねる理由: 会話のできない中学生がつづる内なる心

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最新刊はこちら。 

自閉症の僕の七転び八起き

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