何年か前から違和感はあった。
iPhoneが普及した頃くらいか。モンスターペアレントとかモンスタークレーマーの言葉が一般的になってからか。
パソコンを持つひとが多くなった時期かもしれない。
なにか、ちょっとしたミスや問題があるとクレームを言うひとが増えてきた。
他人に厳しい社会になったと感じる。
欠点を見つけて、一斉攻撃するような。
ネットでの炎上という単語が一般的になっていて聞くことが増えた。
テレビやネットでの言動にちょっとおかしいところがあると、必要以上に話題になっているのがよくない風習かなと。
自分自身が言われているわけではないけど。
批判を受けた当事者は辛いだろうし自分を追い詰めることもあるのかと思ってしまう。
そんなにみんなで必要以上に攻撃しなくてもと。
テレビは悪意がないようにそれを取り上げたりしてるのもイヤだな。
なんだか自分の言葉ではうまく言えないので、本の内容紹介から引用します。

- 作者: 槙田雄司
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/09/26
- メディア: 新書
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ああ息苦しい 一億総ツッコミ時代 ツイッターで気に入らない発言を罵倒し、ニコ生でつまんないネタにコメントし、嫌いな芸能人のブログを炎上させる。ネットで、会話で、飲み会で、目立つ言動にはツッコミの総攻撃。自分では何もしないけれど、他人や世の中の出来事には上から目線で批評、批難――。一般人がプチ評論家、プチマスコミと化した現代。それが「一億総ツッコミ時代」だ。動くに動けない閉塞感の正体はこうした「ツッコミ過多」にある。「ツッコミ」ではなく「ボケ」に転身せよ。「メタ」的に物事を見るのではなく「ベタ」に生きろ。この息苦しい空気を打破し、面白い人生にするために! 異才・槙田雄司(マキタスポーツ)による現代日本への熱き提言!!
この本は3年ほど前に見つけて読んでみたらとても共感した。
まさに、みんながみんな物事についてツッコミをいれる。
専門家ではない一般のひとが評論家のように振る舞うのが増えてきている。
ぼくもそのうちのひとり。
評論家でもない、ただの一般人だけどブログに思ったことを書いてる。
この本を立ち読みしてたときは確かにこんなひと多いなーと感じてたけど自分もそのうちのひとりになっていた。
疑問に思ったことに対して意見や反論、改善の提案などをするのは大事だと思う。
でも、悪意を持って陥れようとして多数派に乗っかり攻撃するのはなんだか良くないと感じる。
何年か前からひとの良いところよりも欠点を見つけてしまうようになっているのでは。
社会の流れなのか。
ぼく自身もそのような見方をひとに対して、しているような傾向がある。
自分に対して少し厳しくするようになってから、ひとに対しても厳しくなったのかもしれない。
最近はマッサージのお店が増えていて駅前にあるのをよく見る。
ストレス社会になり、リラクセーションを求めるひとが増えたのだろう。
そう思うとストレスを感じるひとは増えてるんだろうな。
ぼく自身も肩から首に違和感が慢性的にある。
これもストレスなのか。
いくらマッサージしても良くならない。
そんなことをこの記事を読んで思った。
「デスノート」第10話の演出に視聴者からツッコミ続々 - ライブドアニュース
「批判は良くない」みたいな記事を書いといて、自分も「批判しているひと」のことを批判しているのがスッキリしないな。