Kindleでは無料コミックが配信されていて、たまに名前を聞いたことのあるような有名な漫画もそこにあるんですよね。
だいたい映画化とかアニメ化される漫画のイベントがあるときとか。
1巻だけ無料か1~3巻までが無料の場合が多いです。期間限定で無料で読める場合もあります。
ぼくはたまに漫画を読むので無料コミックをチェックするのですが、昨日見たら「新宿スワン」が無料コミックに入ってました。しかも1~3巻無料。
最近テレビで「新宿スワン」映画化の宣伝をよく見ていたのですぐさま購入。
主演の綾野剛さんがスーツでホストっぽかったので新宿のホストの漫画だと思ってましたが、どうやらスカウトマンの話。
「新宿スワン」は、ここ最近聞いたことのある漫画だと思ったけど、1巻が発売されたのは2005年。結構前からの漫画ですね。全38巻で完結しています。
スカウト会社“バースト”の見習い社員となった白鳥タツヒコ、19歳。街角でギャルに声かけて、お水のシゴトを斡旋し、紹介料でメシを食う。そんな歌舞伎町ディープビジネスの世界に飛び込んだ彼を待っていたのは、何よりもカネがモノをいう弱肉強食の掟だった……!! 日本最大の繁華街の雑踏に立ち、覗き込んだ裏社会のリアル。歌舞伎町のスカウトほどサイテーで最高な商売はない!!
雰囲気としては、闇金ウシジマくんみたいな漫画でしょうか。
スカウトの仕事は、水商売、風俗、AVの人材紹介。
「新宿スワン」ではタイトル通り、新宿でのスカウトの話です。後々読んでいくと渋谷でのスカウトもあります。
街で女の子に声をかけていって勧誘し、水商売で働く気がある女の子にはお店を紹介します。
紹介料をお店からもらって、さらには紹介した女の子の稼いだ分から何パーセントかスカウトにお金が入ります。
お店からもらえる紹介料は、紹介した女の子のランクが高いほど高額になる。
他にも現在働いているお店が気に入らないキャバ嬢などを他のお店に紹介すると、お金がもらえる仕組みになっています。
スカウトは会社に所属するので、サラリーマンですね。
仕事できるフリーのスカウトは儲かりそうだなーと思ってたんですが、地域や会社ごとにヤクザがついていたりするのでスカウトは会社に所属しているみたいです。
会社が暴力団にお金を入れることでその地域での活動を許可して守ってくれるってことでしょうか。
暴力団の世界はよくわからない。
スカウトのビジネスモデルがなんとなくわかる漫画です。「漫画でわかる!スカウトのビジネスモデル」みたいな。
ちなみにAVの仕事を紹介するのが1番単価が高いです。
読んだ感想としては、主人公の白鳥タツヒコの成長や葛藤、正義感がいい感じに出ています。
まだ途中までしか読んでいないですが徐々にタツヒコの成長がみられてきます。
スカウトの中には自分が出世するためや金儲けのためなら他人を蹴落とすタイプの人もいますが、タツヒコは人を不幸せにしたくないという思いが感じられます。
スカウトの仕事はホスト、闇金、暴力団、他の事務所と関わる機会が多くトラブルが生まれるのも面白いところです。
他にも会社での上司との関係や社員にもいろいろなキャラクターがいます。社内の政治関係なども見どころ。
昨日、夜更かしして1~3巻を夢中で読んで朝起きたらKindleのポイント50%還元セールがやっていたので、4~6巻まで購入。
続きが気になり一気に読んじゃいました。まんまとKindleの作戦にひかってしまった感じ。
7巻以降も気になるけどお金使いすぎた感じがあるので自粛。
いまならセール中なので興味のある人はぜひ読んでみてください。
Kindleを持っていない人はこの機会にに買いましょう。

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