まむせる

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「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」を読んだ感想

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photo by JeepersMedia

知っている方は多いと思いますが、「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」は大ヒットドラマ「半沢直樹」原作。池井戸潤さんの小説です。

いまさら感はありますが、最近購入して読み終わりました。

当時ドラマで話題になっていた時に読みたかったのですが、中古でも高値だったので値下がりを待っていました。

最近になってブックオフに行くと、「オレたちバブル入行組」100円で売っていたのでYahoo会員特典で無料で入手。結構汚れがあった本だったので100円でした。きれいな本だと200円。

「オレたち花のバブル組」は150円で売っていたので即購入しました。

 

オレたちバブル入行組 (文春文庫)

オレたちバブル入行組 (文春文庫)

 

 大手銀行にバブル期に入行して、今は大阪西支店融資課長の半沢。支店長命令で無理に融資の承認を取り付けた会社が倒産した。すべての責任を押しつけようと暗躍する支店長。四面楚歌の半沢には債権回収しかない。夢多かりし新人時代は去り、気がつけば辛い中間管理職。そんな世代へエールを送る痛快エンターテインメント小説。

 

オレたち花のバブル組 (文春文庫)

オレたち花のバブル組 (文春文庫)

 

 「バブル入社組」世代の苦悩と闘いを鮮やかに描く。巨額損失を出した一族経営の老舗ホテルの再建を押し付けられた、東京中央銀行の半沢直樹。銀行内部の見えざる敵の暗躍、金融庁の「最強のボスキャラ」との対決、出向先での執拗ないじめ。四面楚歌の状況で、絶対に負けられない男達の一発逆転はあるのか。

内容としては、上司や会社に押し付けられた無理難題を解決して悪いことをしている上司をやっつける、みたいな感じ。

ドラマの感想になってしまうが、緊迫感や展開の読めない雰囲気が新鮮で夢中になってドラマの世界に入り込んでしまう。

小説の中ではそんなに「やられたらやり返す、倍返しだ!」は出てこなかった気がするけど、ドラマではそのイメージが強い。

小説の中で印象深かったのは、半沢直樹の口の強さ。あらゆる相手にも堂々と意見を言い、不利な状況でも絶対負けない強さを感じた。

ドラマの音楽をイメージして読んでたら独特の雰囲気を味わえましたね。

おもしろかったので1日ですぐ読める作品でした。あまり考えすぎずリラックスして読めるので気分転換などにもオススメです。

続編は既に出ているので買おうか迷ってる。早く文庫版が出てほしい。

 

続編を読んだ感想。

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オレたちバブル入行組

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オレたち花のバブル組

オレたち花のバブル組

 

 

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