介護福祉士の養成施設卒業生に国家試験 2022年度から義務化へ - 社会福祉界唯一の専門紙|福祉新聞
以前から介護福祉士の取得方法が変わるといわれてましたが、やっと決まったようです。本来、介護福祉士の養成施設を卒業すれば介護福祉士の資格を取得できたのですが、2022年度から変わります。
厚生労働省は2月25日、介護福祉士の取得方法に関連し、2022年度から養成施設卒業生に国家試験の受験を義務付ける方針を固めた。
2022年度から介護福祉士の養成施設卒業生も国家資格をパスしなければ、介護福祉士の資格を取得できないようになります。介護の人材不足から、また介護福祉士の取得方法が変わるかもしれませんが現在はこの方針です。
2017年度から2021年度までの卒業生に受験資格を与え、未受験・不合格でも卒後5年間は介護福祉士とする。
介護福祉士の養成施設を卒業して5年間は介護福祉士となる。5年間のうちに介護福祉士試験を受けて合格すれば、6年目も介護福祉士となる。なんだか中途半端な感じになりましたね。
報告書は実務経験3年以上の人に実務者研修を課す時期を2016年度とし、研修を受ける人の負担を減らすため受講期間の短縮化を認めた。2015年度は現行通りだ。
2025年度から実務経験3年以上の人は、実務者研修の受講が必須と思っていたが違うみたい。2016年度の受験から実務者研修の受講が必要。
養成施設ルートは2015、2016年度は現行通りで、国家試験の受験義務化は2022年度の卒業生からとした。
介護福祉士になる最短ルートは専門学校などの2年課程。2022年度の卒業生からは国家試験を受けなければいけない。
専門学校に2年通って国家試験を受けるのと、有料老人ホームなどで3年以上働いてから国家試験を受けるのでは、働いて国家試験を受験するほうがメリットがあると思う。
金銭面の他にも実際に経験してみることで自分に向いているかなどわかる。向いてないと思えば違う道に早めに切り替えられる。
2年間、専門学校で勉強するとせっかく勉強したからもったいないと思い、仕事が嫌なのに続けることになるかもしれない。知識をしっかりと付けられる部分は良いが。
介護福祉士の養成施設は、いまもそうだが今後はもっと生徒の確保が難しくなるだろうな。

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