施設の介護職員による高齢者虐待は介護のしごとのイメージ低下に繋がります。利用者の生活の場で虐待が行われてるとは本人、家族は非常に残念に思うでしょう。施設に入居しお金を払って虐待される。なぜ施設の介護職員は虐待をするんでしょうか。ストレスですかね。自分でしっかり感情をコントロールすれば虐待は防げるはずです。
高齢者虐待は身体的虐待、心理的虐待、性的虐待、経済的虐待、ネグレスト(介護放棄)があります。
高齢者虐待は増えている
2013年度に確認された特別養護老人ホームなど介護施設や居宅サービスの職員による高齢者の虐待件数が221件と前年度より66件増え、過去最多を更新したと発表した。
なぜ施設の介護職員による虐待は増え続けるのか。虐待をしてる介護職員は昨年度と今年度でどう心境が変わったのか。給料があがらない、人手不足で忙しい。そんな理由でしょうか。
認知症の高齢者が虐待されやすい
介護職員から虐待を受けた高齢者のうちおよそ85%に認知症の症状がありました。
認知症の症状としては記憶障害、見当識障害などがあります。
何回も同じことを訴えたりごはんを食べたことをすぐ忘れたり判断力、理解力の低下、時間や場所がわからないことなどがあります。夜間の不眠、徘徊があり介護職員の付き添いが必要となる場面が多く仕事が進まないことを理由にストレスがたまり虐待してしまうというケースがあると思います。
ぼくは働く目的がきちんとあれば高齢者虐待など行わないと思います。アドラー心理学の「嫌われる勇気」では怒りとは出し入れ可能な道具と書かれてました。アドラー心理学では利用者に自分のいうことをきかせたかったのでその手段として虐待をしたということになります。

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